「ニャンとも清潔トイレ」に関する事業は、2024年6月より花王株式会社からエステー株式会社に事業譲渡されました。
3歳の雑種猫(メス)です。生まれつき、背骨が欠損し、半身不随です。不妊手術は2年前にすませました。上腕は力強く、足を引きずりながらも活発に動き回っています。
一方、自力での排便排尿はできるものの、たれ流しになってしまいます。これまでは、私が朝晩、猫の下腹部をもみだすように膀胱を刺激し、排泄させていました。けれど最近、私が妊娠したことと、猫の尿の量が増えたことで、猫の排泄に間に合わず、たれ流しさせてしまうことが重なりました。
ペット用のおむつも試してみましたが、動き回るので、すぐに取れてしまいます。生まれてくる子どものこともあるので、これまでのように、床を汚したら掃除するということでは対応しきれないと悩んでいます。
(そらをさん)
下半身不随の猫をケアしてケアされているとのことですね。排泄障害にはいくつかのタイプがありますが、自然に漏れ出るというのであれば、膀胱の収縮力が低下しているタイプだと思われます。確かに猫はおむつなどの衣類を装着することをとても嫌います。対応の1つとしては目を離すときはペットシート を敷き詰めたケージやサークル、または部屋 にいてもらう、という方法があります。
もしくは、おむつの種類や装着方法を工夫してみてはいかがでしょうか。猫用のおむつも数種類あり、サイズによっては外れにくくなるかもしれません。また胴輪を着せて、そこにおむつをひっかけるなども試してみてください。
どうしても難しければ家族やパートナーに圧迫排尿をマスターしてもらい協力を要請しましょう。最後になりましたが、尿量が増えるというのは、腎臓病や糖尿病のサインであることもあるので一度動物病院を受診することをお勧めします。
(回答:Tokyo Cat Specialists 院長 山本宗伸先生)
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おしっこの変化に気づけるように、毎日のトイレのお世話時に「おしっこチェック」を習慣にしてみませんか?実はカンタンにできちゃうんです。